海辺では秋らしい植物が目立つようになりました。
背の高いハマススキが風になびいて岩場にはツワブキの花が黄色く目立っています。
海岸に生える木のトベラや岩場を這うようにに生えるテリハノイバラなどは鮮やかな赤い実をつけています。
穏やかな表情を見せる海辺とは違い今月の南房総の海はよく荒れました、特に外房ではなかなかうねりが収まりませんでした。
遥か遠くの台風が作り出したうねりが砕ける時、外房はサーファーの為のものになります。
ただサーファーと同じくカヤック乗りもサーフィンをしますので「サーファー」の中にはカヤッカーを含んでしまっても良いでしょう。
サーフィン用のカヤックもありますが私はもっぱらシーカヤックで楽しみます。
サーフゾーンを楽しめるようになれば自然に技術も上達しますし、なによりツーリングの時にも安心感が増します。
安全のためヘルメットを被りP.F.D(ライフジャケット)を着けボードサーファーよりやや大袈裟に見える装備で海に向かいます。台風の季節の楽しみですね。
外海が大時化の時に館山湾では海が静かになるのを待つ為に様々な何隻もの船が一休みしていきます。
25日のツアーではたまたま館山湾に4隻も浮かんでいた自衛隊の潜水艦見物に行きました。
海岸からほんの1kmも漕ぐと潜水艦が浮いていました。館山湾では時々浮いていますが4隻は珍しくなんだか怖い感じもします。
近づいてみると乗組員も興味があるのか見ていましたので話しかけてみたりします。
甲板で釣りをしている人もいて案外のんびりしています、手を振ってくれる人もいました。
外観や「音波でものを見る」など、なんとなくクジラ似ている乗り物ですが、そのソナーが最近ではクジラに悪い影響を与えているそうです。
ずっと先の未来にでも観光用に作った潜水艦でマッコウクジラの深海ウォッチングなんて出来たらいいなあ、なんて思っていた私にはショックな話でした。
軍事用潜水艦のいらない平和な世界になると良いですね。
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