カヤック日記


2005年12月の出来事!


館山市に訪れた白鳥

今月は館山でも数回雪が降りました。南房総では毎年ほとんど雪が積もるということがありませんが、それでも一年に一度くらいはうっすらと雪化粧した海岸を見ることが出来ます。
また18日には館山市の湊川河口に白鳥(コハクチョウ)が現れました。
とても短い時間の滞在だったようですが運良く観察する事が出来ました。かなり落ち着いていたのでカヤックで見に行く事も考えていましたが川岸からでも十分近く、その美しい姿をのんびりと楽しませてもらいました。

冬の海 海岸ではトベラの赤い実が目立っています。同じく赤く鮮やかなクコの実もまだ所々で見られました。
上空には遠く北の海から渡ってきたカモメ類やウミウが南を目指して飛んで行く姿を良く見るようになりました。毎年越冬にやって来るウミウがいつもの崖を既に占拠しています。

水温が下がり水の透明度もとても良くなり空気は澄んでいますし海上はとても空いていていつもよりも広々とした印象さえ感じます。本当に好きな人には最高のシーカヤッキングの季節になりました。
しかし北からの強風が吹き始めると10mを越える強風が数日続く事も珍しくなくなります。
その分、合間の凪がありがたく感じるのかもしれません。

トベラ





先月の日記でも報告していたまだ孵化の終わっていない季節外れの海亀巣は残念ながら、その後変化も無く来月には再掘り出し調査をする予定です。
海に帰れず巣の中で死んでいく亀が今年もいることが残念ですが、これらの死を無駄にしないように来年も記録をとり続けて行きたいと思います。

また来年も南房総の海をツアーとこのサイトで紹介して行きたいと思います。
今年もお付き合い頂き本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。




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