梅雨が明けると今度は台風の季節だなぁ…と毎年思いますが、今年の8月はほとんど台風の影響が無く過ぎました。
それでも日本に接近、上陸した台風7号と10号のうねりが南房総にも届きましたし7号では台風らしい風も吹きました。
写真は9日に接近した7号の時の根本キャンプ場の写真です。
キャンパー達は台風接近を知り慌てて海岸を後にしますが、大抵の場合テントを固定する為に使っていた砂袋を放置していきます。
今年は管理所の方々がこまめに回収してくれたお陰で海上への流出が防げましたが、毎年この風景を見るたびに根本に来るキャンパーの意識の低さにガッカリしてしまいます。
毎年これらの袋が波に流されますので根本キャンプ場が環境に与える影響のひとつになってしまっています。
砂袋はキャンプ場にチェックインする際、管理事務所で渡すそうです。
出来れば帰りに同数を回収する事を義務付ければ済む事のようですが、夜中に帰る場合もある為チェックアウトを行なっていないそうで、そこまでは出来ないとのことでした。
いっそ1袋100円とかにして帰りに帰せば返金し他の袋は使用禁止とか、とにかくなんとかならないでしょうか…。
台風の影響が少なかった代わりに月の後半には雷雲が頻発しました。
写真のように余儀なく上陸し空模様をうかがう事が多々ありました。
写真の直後に3回ほど海上に落雷しています。
結局、この日はもう少しというところで諦め、出発地点まで徒歩で帰りました。
雷様には勝てませんので、これが正しい選択です。
しかし雷雲が来るまではいつも凪いでいて、毎日のようにベタ凪ぎだったという印象さえありました。
遠くに入道雲が見えていて、それさえ気をつけていれば夏の日差しの中でのんびりと漕ぐことが出来ました。
夏のカヤッキングというと関東では「暑い!」という印象が強いですが今年は風が涼しく(いつもに比べれば)大変快適なツーリングを楽しめました。
水温も7月まで低かった為か透明度が大変高く、お盆を過ぎると現れるアンドンクラゲの発生も遅れ気味で「いつもと違う夏」という印象を受けました。
月の終わりにはハマカンゾウが見られるようになり海岸はすっかり秋らしくなってきました。
ハマユウは実を結び、黒潮の流れにに乗るべく台風を待っています。
黒潮域に分布するハマユウですが北限は銚子、その後太平洋に流れ出た種子はどうなるのでしょう?
例えばアメリカ大陸での発芽や種子漂着なんてあるのでしょうか?よく分かりません。
同じく黒潮に乗り太平洋の東を目指す子亀達も間もなく産まれます。
今月も産卵及び上陸が確認できました。上陸が根本1、千倉1、丸山1、卵確認は根本2、滝口1と計6回母亀が浜に上がった事が確認できました。
お知らせ
事務所移転に伴い9月1日より電話とFAX番号が変わりました。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
新番号:0470-28-1961
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