カヤック日記


2022年3月の出来事

写真:岩の上によく降りた個体。上面の羽根に淡色の縁があるので若い個体のよう。













写真:岩の上によく降りた個体。上面の羽根に淡色の縁があるので若い個体のよう。

今月はTwitter投稿が少なめになってしまいましたが、今回も追いながら書いていきます。
Twitterでは文字数制限もあり、表現が雑だったり、省いたことも多いのでそれも補充してあります。
写真も見てみようと思った方はリンクでその日のTwitterに行けますのでご覧ください。

2日
ミサゴが地面に降りているところは滅多に見ないのですが、この時は岩の上に降りているところを岩陰から観察できました。
特徴的な後頭部の羽毛の逆立ちが、飛んでいる姿勢の時には首から背中に至るラインの窪みを無くして流線型を強める効果があるのだと気づきました。
オートバイや自転車で前かがみに伏せて正面からの空気抵抗を減らす姿勢をした時に、後頭部や首のところに乱流が起きるのを防ぐために近代のヘルメットでも同じような流体力学的デザインが施されています。
生物をよく観察してみると、人間が考えるようなことはとっくに生物の身体にデザインされている事が多いのですから、デザイナーはもっと生物をしっかり観た方が良い!と思います。
ちなみに私は学生時代に工業デザイン科に入りましたが、成績が悪くデザイナーにはなれませんでしたので大きな口は叩けませんが…。
10代の時には自動車やオートバイが好きだったので、そういうものをデザインしてみたいという希望があったのですが、学校で「生物を観察せよ!」とは習った覚えがありません。(ただし自分が寝ていたか、忘れているだけなのかもしれないですが)
ただ1年の授業の時に「スズメを思い出しながら実物大で描け」というのがあり、書いてみると誰もみんな大きめに描いていて、その色合いや外形も単なる茶色い小鳥でしかなかった、という事がありました。
東京ですからスズメは頻繁に見ているはずで、いかに普段物をちゃんと見ていないのかという事を気づかせるための授業でした。
なんとなく見るだけではダメで、観察するという事の意味をその時に感覚的に教わったのかもなあ…という事を今思います。
自分にとって、それは高専の5年間の中で習った最も重要な事だったようです。

写真:最近はツアーでない日はEddyLine




















写真:最近はツアーでない日はEddyLine Falcon16という古い大切にしているこの白い艇に乗っています。抜群に美しく軽快なカヤックです。

カヤックを始めた頃になって、船舶のデザインという方に興味が持てていればシーカヤックのデザインにも関われたのかもしれないな…と思ったりもした時期もありました。
しかしシーカヤックのデザインで最も大切なのは普段は水の中にあって見えない下側のハル(船底)で、流線型が外観にそのまま表現される自動車のそれとは真逆です。
見えないところが最も重要というところが所謂デザイナーにとって魅力的かどうかと考えると、一般的な船舶では結局は水面上に見える外観や内装といったところがデザインの仕事の主体となっていて、きっと今では船底の形はコンピューター任せになっているだとは思います。
その点でシーカヤックは別の意味で既に形がある程度決まってしまっていて、もうずっと昔からデザイナーなど必要ないのかもしれません。
シーカヤックのデザインはまさに生物を書き写したようなもので、イルカ、クジラ、アザラシなど海棲哺乳類の流線形の胴体、そのパドルであるヒレ、船体の骨格までもがそれらのコピーです。
そのデザインは既に太古の昔に北極圏の住人により完成されていました。
近代のカヤックメーカーにできることは素材を工業的なものに変えることと、形を繰り返し捏ね繰り回す事だけでした。
それはいつも行ったり来たりしながら結局のところ進化収斂され、太古のデザインそっくりなところで落ちついたのですが。(それでもいつまでも眺めていたくなるような美しいデザインのカヤックがいくつも世に出ていますが)
北極圏のカヤックを見れば、その時代の人々がいかにそれらの生物を観察していたか、さらには食用にしていたことから考えて解剖学的にも十分な知識があったかが表現されています。
ただし現代のデザイナーのように「表現」しようとしたのではなくて、繰り返し試行錯誤が行われて、恐らくは多くの命も失われる中で経験を得て辿り着いた生活に直結した機能の為の形であるという点では全くレベルの違う、結果として表現されたものなのですが。
当時のカヤッカーは=ハンター=海棲哺乳類食者=海棲哺乳類解剖学者=カヤックデザイナー=カヤックビルダー=カヤッカーと全てがあってカヤッカーであったわけですね。
それが生活であり、仕事であったのですから、カヤックのレベルと同じようにカヤッカーも現代とではレベルがまるで違うわけです。
それにほんの少しでも近づけるような事は無いと思います。
近づきたいのであれば普段の生活スタイルから変えないと無理でしょう。
だからあくまで私たちシーカヤッカーひとりひとり、そしてそれぞれのカヤックメーカーは単なるシーカヤックごっこをしている程度なのだという事を忘れないようにして、太古のカヤッカーに敬意を持ってその世界を汚さないようにしていかないといけないと思うのでした。
当日のTwitter投稿

写真:海岸に延々と謎の白い帯。




















写真:海岸に延々と謎の白い帯。

3日
海浜植物などの様子を見に行った岩井の海岸で白いワックス状のものが延々と打ちあがっていました。
こういうもので記憶にあるのはクジラが漂着する場合に体内から溶け出た油脂が打ちあがっていた時でした。
これは不思議なのですが、クジラそのものが打ちあがっている時に、その周辺に同時に油脂が打ちあがっているということは記憶では無かったのですが、海面に浮いている状態で発見されたクジラの場合にその周辺でかなりの量の白い油脂が海面を覆っていたり、近くの浅瀬に溜まっているという感じです。
その中の一部が海岸に漂着するのですが、その後に脂がどう変化していくかの経過をちゃんと記録していませんでした。
どうしてもクジラ本体の方でいろいろと忙しくなってしまうからなのですが。
今回のものは、1.5qほどある海岸全体に広がる中で特に海岸中央は量が多く、質感はワックスという感じでした。
以前ザトウクジラやマッコウクジラが打ちあがった時に流れ着いていた脂に似た印象を持ちましたが、過去の事例で写真を撮っていた2003年12月の野島崎のマッコウクジラと2016年1月の波左間のザトウクジラの写真を見てみたところ、ザトウクジラのものはもっと柔らかい指に纏わりつくような質感で色も肌色のような感じのものでした。
マッコウクジラのものはもろもろとしていて色も白く今回のものにやや似ていますが、近接撮影をしていませんでした。
20年近く前ですので記憶が定かではないですが、やや似ていたとは思います。
しかし今回のものは少し硬めでしたし白さも強く、第一印象の「クジラが沖に浮いているのでは?」というのは間違えだったかもしれません。

だとすると今回のは人工的なものなのでしょうか?
そうだとするとそれを誤って食べてしまう生き物がいないのか?それで害はないのか?という心配が沸きました。
ザトウクジラの時は油脂が漂っている海面をカヤックで漕いだ後に、カヤックがヌルヌルになってしまうのではないかという心配がありましたが、実際には石鹸で洗ったようにカヤックの長年の汚れが落ちた上に表面はベタベタすることもなくつやつやになったのでした。
海水と混ざることで一種の天然石鹸ができたのかもしれません。
それはきっと食べることさえできる石鹸だったのかもしれず、生物が取り込んで自然の中で分解されていくには最も安心なものの一つだったでしょう。
ただしクジラの脂に人の活動由来の害のあるものが蓄積している事を考えれば、それもまた自然ではないものとなってしまっているのかもしれないのですが。
今回のものは靴で踏むと滑ったので車のペダル操作等で危ない感じでしたので、またそういうものが打ちあがっていたら踏まないよう注意してください。
当日のTwitter投稿

写真:海の上でのムシ探し。クモが海面を歩いています。













写真:海の上でのムシ探し。クモが海面を歩いています。

6日
南房総市の太平洋岸で採取したクモが千葉県で初記録だった件の報文がWEB公開されました。
フリーアクセス(誰でも見られるよ)なので、是非ご覧ください。
藤田健一郎・馬場友希 2022. 千葉県の海岸でイナズマクサグモを採集. Kishidaia 120: 39-40. PDF
当日のTwitter投稿

7日
久しぶりに海の上のムシ探しをしてきました。
カヤックに乗り海面にいるムシ(昆虫、クモその他)を探すことをここ1年くらい続けていますが、今まではある決まった海域に繰り返し通っていました。
ここがたまたま発見率が高かったからなのですが、2月からは別の候補地を探してみています。
しかしほかの場所ではムシが見つからずにいたので、この日は去年から通ってる場所に行ってみたところ、安定して見つかりました。
かなり特殊な場所なのでしょうか?
この調査もなかなか面白い事がいくつも見られているので、記録としてちゃんと公表できるようにしていきたいなと思っています。
当日のTwitter投稿

22日
ライフジャケット、もしくはPFD(Personal Flotation Device)という名称になっている、いわゆるライジャケは意外と消耗品で、しかしそれなりに高価ですし、カヤックの場合は着心地が大切で、それでいてなかなか気に入ったものが見つかりません。
着心地は着て漕いでみないと分からないということもあり、気に入ったものは、また次も買いたいのですが、何年か経つと同じものは売っていないのでそれが困ります。
だから自分の場合は気に入ったものを大事にして使い続けます。
最近は修理もかなりするようになり、昔気に入っていたけど一部分が壊れたために物置にしまってあったものなどを修理して使ってみています。
ただしちゃんと浮くというのは当たり前に絶対必要な機能なので、その点で問題が発生した場合はもちろん使い続けるのは諦めます。
この日は最近使っている古いライジャケの腰のところのネオプレンがもうすっかりボロボロになっていた上にバックルが壊れたのでどうにか直そうと廃棄した衣類から取ったパーツを入れてある容器を見たところ、知り合いから頂いた一部だけが傷んで使えなくなっていたライジャケから取ってあったパーツがあったので、それに付け替えることにしました。
結構時間がかかりましたが、しっかり直り、フィットも良くなりました。
サーフでの練習ばかりしてた頃によく着ていたものなので、パーツを外したら中から砂が少し出てきてたり…。
これは買ったのではなくて、確か2001年に横浜パタゴニアでスライドを映写しての講演をさせて頂いた時に戴いたものでした。
だからますます大事にしていました。
館山にイルカがいた頃なので、「カヤックでイルカを見る」っていう事についてのお話をいろんなところでしていた頃でした。

写真:海岸線の常緑樹の裏でまだ越冬中だったオオキンカメムシ。今年はなかなか暖かくならないですね。













写真:海岸線の常緑樹の裏でまだ越冬中だったオオキンカメムシ。今年はなかなか暖かくならないですね。

パタゴニアの各店舗にはこの時期に沢山お世話になりました。
パタゴニアのスピーカーシリーズで繰り返しお話をさせていただいたおかげで講演するのにも慣れて、その他の場所でもお話をさせていただく中で海洋大の先生とお知り合いになり、授業でもお話をさせていただくという事にもなったのですから、パタゴニアにはとても感謝しています。
そもそもパタゴニアには単なるお客として目白店に行っていたのですが、ある時店員さんと館山のイルカの話になり「御蔵島のイルカの冊子がありますよ」と見せていただいた、その中に御蔵から館山に移住したイルカが写っていたという事が全てのきっかけでした。
その店員さんは同じくシーカヤッカーで、それをきっかけにご夫婦で仲良くさせていただいています。
古い道具から思い起こすことはやはり昔のことで懐かしいことばかりです。
そういう点も古いものの良いところだと思います。
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26日
写真家の水口博也氏が最近書かれた「ホエールウォッチングをめぐる今日的考察」という本を読みました。
この本にはエコツアーであるべきホエールウォッチングのあり方についての議論が書かれているのですが、シーカヤックツアーにも共通の問題があります。
カヤックのガイドは自然の中に入り込んで自然体験を提供する仕事なので、ホエールウォッチングに対するのと共通の問題意識を持つ必要があります。
特にシーカヤックは人が入り込みにくい貴重な場所にアクセスしやすいものですので、既に開発されている海岸線に上陸、もしくは接近するよりも貴重なものに接しているという意識が必要です。
そういう自然への負荷について十分に配慮してカヤックツアーを提供できているのかについての議論は自分は残念ながら聞いたことがありません。
あとはシーカヤックツアーは遠征ツアーの問題もあって、それぞれの地域にガイドがいれば、それで良いはずでカヤックを積んで重くなったクルマで日本中をツアーする必要があるのかという疑問もあります。

写真:月の後半になって繁殖活動が活発になってきたコチドリ。













写真:月の後半になって繁殖活動が活発になってきたコチドリ。

私は他所の海はガイドできるほどよく知らないですし、実際南房総だけを見てきたので、その愛着のある場所を案内したいので南房総だけでツアーをしてきました。
それに、お客さんが他所の海をツアーで漕いできた土産話を聞くのは楽しいと思っていて、カヤックツアーはそれで良いんじゃないかと思っています。
まだ日本にカヤックツアーが数えるほどしかなかった90年代の初め頃までであれば、その数少ないガイドツアーが全国を案内する意味はあったと思います。
しかし現在ではほぼ日本中のカヤックに適した水辺にツアーがあるのですから、状況が変わったといえます。
ですから、私の場合お客さんに「どこどこに行くのだけどカヤックのツアーってありますかね?」と聞かれたら出来るだけ調べてお伝えしてます。
コロナで強制的にそうなる前からそうだったので、うちはコロナで変わった事はほとんど無いのです。

自分の場合は1998年から館山に定着し始めたイルカをカヤックで見に行くというスタイルのツアーから始めたのでホエールウォッチングと感覚が似ていると思っています。
ホエールウォッチングと同じくローカルを案内するのが前提でしたし、同時に調査も始めたというのも対象生物がいたからで、それをしないで案内はできないし、そこにいるイルカを理解して接しないとすぐにいなくなってしまうだろうと、かなり慎重でした。
「ツアーと調査が一体なものであるべき」という考えはカナダのホエールウォッチングのボート上で生態についての詳しい解説を聞いたからでした。
もともとがシーカヤックガイディングよりもホエールウォッチングからの影響が強かったと言えるので、私はほかのカヤックツアーと比べるとちょっと変わっているのかもしれないですが。
その延長で今ではフィールドとそこに棲んでいるものを調べながらツアーを続けています。
そうすると、他所に行ってる暇は無いんですね、ちゃんと自分のフィールドを調べて、しかも自然への負担が少ないように、どこに何がいるのかを把握して案内しようと思ったら。
結果的にローカルでのツアーになります。
何回か漕いだことがあるだけの他所の海を案内できるとは思えないのです。

写真:コウボウムギが一面に広がる海岸が当たり前のようにある南房総。「当たり前」が当たり前でない事にシーカヤッカーだけでも気づいてほしいです。













写真:コウボウムギが一面に広がる海岸が当たり前のようにある南房総。「当たり前」が当たり前でない事にシーカヤッカーだけでも気づいてほしいです。

人力で海面に浮くだけのシーカヤックはかなりサスティナブルなアクティビティなのですが、上陸する際に環境に大きな負荷をかける可能性があります。
気付かずに貴重な草を踏んづけたり野鳥の巣に接近しすぎていたりという事が知らず知らずに起きているはずです。
それがツアーなら、それはガイドが悪いんですね、「知らず知らずに」ではなくて予め調べていなかったという事なのですから。
単純に考えても、ツアー中にお客さんがチドリの卵や雛を踏み殺してしまったなんて事になったらエコツアーどころではない悲惨な事態です。
それは避けなければなりませんし、それが分かっている事でツアーの中身が濃くなる情報でもあります。
それぞれの海岸を調べてる余裕がないというのであれば、まずは自然への負担を減らすためにツアーの参加人数の制限を始めるべきでしょう。
そうすればとりあえずの害を減らせるはずです。
うちのツアーが少人数なのはガイドが私ひとりで安全を十分に確保できると考える数であるのに加え、こういう場合の環境負荷を考えています。
大元は館山に住んでいたイルカに嫌われないように、むしろ好かれるようにとイルカを観察して決めた数ですが、これを今まで環境負荷の許容上限と考えてきました。
ある意味イルカが示した数字なのです。

著者の水口さんが書かれている事はほとんどどれもシーカヤックガイドにも当てはまるので同業の人に是非読んでいただきたいと思いました。
それにシーカヤックツアーに参加する側の人にはホエールウォッチングに参加する人への記載が当てはまると思いました。
あと船上で得られる教育について書かれたところはまさにシーカヤックで行った東京海洋大学の授業を思い起こさせました。
いろいろと重なる部分が多いです。
次号のkayak誌にもこれについて書きましたので、興味のある方にはぜひお読みいただければ幸いです。
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写真:ベタ凪の東京湾外湾。













写真:ベタ凪の東京湾外湾。

29日
ミサゴもほとんどが繁殖地へ移動したようで、パソコンの中に溜まった写真の照合作業だけが残されていましたが、やっとで終了しました。
過去の写真の数が膨大になってきて、照合にとても時間が掛かるようになったのですが、その分今まで合致したことがなかった過去の個体との一致が出てきたりする確率が高まったのは嬉しいです。
一方、微妙なのも増えてきたので、とりあえず怪しいものはピックアップしておき、後々の宿題としています。
個体識別をする意味は、行動範囲、個体数、個体同士の関係について、長期的には寿命について等を知る基本情報となるので、個体識別をできるようになってからが本番です。
まずはミサゴの自然標識(模様)による個体識別の可能性についての検討を課題としつつ、将来的に使える情報を蓄積という感じです。
楽しみはまだまだこれからです。
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29日
カナダ西岸に浮かぶバンクーバー島をソロで一周した「これぞシーカヤッキング!」という感じの動画がYouTubeにあったのでご紹介しました。
こういう動画が英語圏には結構あるので、そういうところからもシーカヤッキングの世界観をもっと知ってほしいと思っています。
シーカヤックはあくまで足(靴)なのですが、これに自分の好きな興味をプラスする事でその可能性が無限に膨らみます。
私にとっては海の生き物に接するための手段としてシーカヤックがあります。
それを十分に達成するために練習を重ねてきましたし、その経験を伝えるためにガイドを始めたのですが、大元の私のしたかった事がまさにバンクーバー島一周やインサイドパッセージと呼ばれるシアトルからカナダ、アラスカ西岸にかけての海域でイルカやクジラを観察しながら旅することでした。
しかし「イルカと漕ぐ」という夢のひとつがカヤックを初めて5年ほど経った時期に南房総で達成されたことで、南房総の海への興味が強くなり、鯨類に拘らず自分も住んでいる南房総の海辺に棲む生き物と海岸を観るという事に方向が変わり今まで来たのですが、やはりバンクーバー島一周はいつか漕いでみたいと密かに思い続けています。
まあそれは、もっと歳をとってからでも良いでしょう。
それまでに南房総で観察眼を十分に養って、その眼でしっかり吸収できるようになって、そこに棲むものとの出逢いを十分に活かせるような眼になれるようにしておきたいと思います。
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写真:磯場に暮らす赤いダニが仲間を救助しようとしている?ような場面を目撃。













写真:磯場に暮らす赤いダニが仲間を救助しようとしている?ような場面を目撃。


お知らせ

YouTubeに「 イソテングダニと思われる赤いダニの利他的行動? 2022年3月9日 南房総市太平洋岸 」をアップしました。
かなりマニアックな画像ですが、ちょっと面白いと思いますので是非ご覧ください。

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