カヤック日記


2022年10月の出来事

写真:投稿での登場頻度が急速に下がり飽きたのかな?と思われていそうなクモですが,日常レベルに落ち着いてチェックしてます,これは海岸で初めて遭遇のマミジロハエトリの♀.頭のゴールデン具合が素晴らしかったです.













写真:投稿での登場頻度が急速に下がり飽きたのかな?と思われていそうなクモですが,日常レベルに落ち着いてチェックしてます.
これは海岸で初めて遭遇のマミジロハエトリの♀.
頭のゴールデン具合が素晴らしかったです.

まずは10月のTwitter投稿より引用します.
ちなみに投稿日が投稿内容の観察日ではない場合もあります.

5日
波打ち際近くに小さなカニグモの仲間がいました.
強い風を利用して瞬間移動してて意外でした.
この仲間はいつも草の周りでジッとしてほとんど動かずにいて,動く時もノロノロという印象だったのですが.
自分にとってクモはまだ知らないことだらけです.
ちょうど1か月ほど前の画像です.
きれいなクモでした.
種は分からず...
追記:コハナグモとSNS上で教えていただきました!
当日のTwitter投稿
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6日
先月の写真を整理中なので過去の画像が続きました.
これも1か月前の写真.
海岸道路沿いの茂みにあったミツバチの自然巣です.
私は初めて見ました.
最初変なところにプチプチが絡みついてるなあ〜と思ってました.
が近づいてみるとミツバチが沢山!
近くで見ないと見分けがつかないほど断衝材に似ています.
次に見に行った時にはもぬけの殻になっていてスズメバチが中で何かを食べてました.
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写真:ハマナタマメの種子.美味しそう!と思った方はご注意!有毒です...















写真:ハマナタマメの種子.
美味しそう!と思った方はご注意!有毒です...

9日
外房方面でハマナタマメ,グンバイヒルガオ,ウミガメの巣の状態を確認してきました.
ハマナタマメは最も大きな株で鞘が凄い数あり,なかなか花の咲かなかったうえに,何かの動物に食害に遭った株では葉が一部とても小さくなっていました.
この夏に発見の小さなグンバイヒルガオの株ではイモムシが食事中.
エビガラスズメというガの幼虫のようです.
以前グンバイヒルガオで見たものより表面がザラついていたので別種かな?と思っていたのですが,同じようです.
前回のは砂に潜ったまま頭を出して葉を齧っていました.
当日のTwitter投稿
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18日
今日は久しぶりに打ちあがってるものをジックリ見てみながら浜を歩きました. カツオノカンムリとカツオノエボシが結構ありました.
あとはクジラの骨も見つかりました!
首のところですね.頭骨のすぐ後ろの骨です.写真だと上下が逆さまになっています.
ビーチコーミングの季節になったなあという感じでした.
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写真:ビーチコーミングでは自然物以外にこんなレトロな瓶も見つかります.これはTATEYAMAと文字が入っていたご当地もの!















写真:ビーチコーミングでは自然物以外にこんなレトロな瓶も見つかります.
これは「TATEYAMA」と文字が入っていたご当地もの!

19日
チゴハヤブサを初めて撮影しました.
この辺りでたまに見かけるチョウゲンボウと思っていたのですが帰って写真を見たらチゴハヤブサでした.
雨が降っていてレンズがが濡れないように気にしながら撮っていたので,ちゃんと観察もせずにチョウゲンボウと思い込んで撮っていました.
遠くを飛んでいる,それっぽい鳥は見たことがあるんですが,近くで撮影できたのは初めてで嬉しいです.
贅沢を言えば,もう少し明るければ良かったのですが.
南に渡る途中なはずですが,もしかして南房総で越冬するのでしょうか?
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21日
エスキモーロールってご存知ですか?
本来は転覆した場合の対処として存在するスキルなんですが,シーカヤックでは夏の暑い日にカヤックに乗ったまま水を浴びたい時や,水中を眺めたい時に水中メガネを付けて逆さまになったり,カヤック(パドル)の扱いの幅を広げる練習としても活用したりできます.
例えばイルカの群れが寄って来てくれたら,エスキモーロールでカヤックに乗ったまま水中観察,更には撮影もできちゃいます.
投稿では20年以上前の館山に居着いたミナミハンドウイルカ群れを観察していた時期に撮影した写真を貼ってあります. (当方ホームページより)
ちなみにまだウェアラブルカメラは存在していませんでしたし,当方デジタル化もしていなかったので,手巻きのニコノスという全天候型フィルムカメラでの撮影でした.
36枚撮ったら岸に上がってフィルム交換という呑気で平和な時代でした.
しかし撮影コストが高く,フィルム代,現像代とかなり消費しました.
今もその写真は眠っていて何かに活用したいと考えています.
今ならウェアラブルもありますし,エスキモーロール撮影の可能性が格段に広がっています. 次の機会が楽しみです!
ただし,その後のデータ処理は大変なことになるでしょうね...
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写真:遅ればせながらウェアラブルカメラデビューしました.YouTubeでいろいろな場面をアップしていきたいと思います.カヤックに乗る前のチェックでの撮影.















写真:遅ればせながらウェアラブルカメラデビューしました.
YouTubeでいろいろな場面をアップしていきたいと思います.
カヤックに乗る前のチェックでの撮影.

23日
「シーカヤッキング 2022年10月21日 千葉県館山市沖ノ島」をYouTubeにアップしました.
ソロシーカヤッキング気分で沖ノ島を漕いでみてください.
解説にはシーカヤッキングの安全についても書いてありますので,是非読んでみてください.
沖ノ島は初心者のカヤッカーが楽しむのにも適した手軽でちょうど良い感じでシーカヤッキングの楽しみを凝縮させているようなスポットです.
私自身も館山でシーカヤックの経験を積んできましたが,初心者の頃にリカバリーやエスキモーロールといった練習をするのに決まって沖ノ島に来ていました.
島に伸びる砂の橋は風向き毎にどちらかの海面が穏やかな場合が多く,安心して練習できる場合が多かったのです.
それに,20年以上前の沖ノ島はとても空いていました.
少なくとも海水浴シーズン以外は貸し切り状態で気兼ねせず浅瀬で練習が出来ました.
しかし,最近は有名になりすぎた感じもあり,少し気を使いますね.
それでも秋から春にかけては少なくとも海面はかなり空いています.
あとは地形の関係で船が通らないという利点もあります.少なくとも砂浜のすぐ前を通る事は無いですね.
もちろん最近はマリンバイクもありますし,その他釣りに来ている人の小型ボート等は通りますので注意が必要ですが,漁船やプレジャーボートのような存在が浅瀬に来ることはありませんので,それだけでも安心です.
ただ風が南から吹いている時にそういう練習をする場合は沖に流されていないか十分に注意が必要です.
また北寄りの風の日には島の先端部の岩棚の浅瀬は危険な波が立ちますし,比較的気軽なスポットとはいえ気を緩めれば遭難の可能性もありますから十分に注意してください.
沖ノ島は島の南西側に湾があり,島の先端部は岬の周りの波の特性を理解でき,北東側にも湾があり,これは海岸線を長く漕いでいくと幾度も通り過ぎていく環境のミニチュアのようなものになっています.
風向き,うねりの入ってくる向き,潮の流れ,湾内と岬先端部との状況の差,海底地形の理解といった様々な海環境が凝縮されています.
沖ノ島の周りをいろいろな海況で漕いでみるという事を繰り返してカヤックを練習していくと地形と海況の関係をシンプルに理解でき,その後にフィールドを広げて為のとても良い参考書となってくれると思います.


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写真:ハマゼリの果実.













写真:ハマゼリの果実.

23日
kayak誌はもうちょいで80号です!季刊誌だから20年!
ちなみにわたくしシックスドーサルズ藤田連載の「カヤック乗りの海浜生物記 」は今号で60回です!
なんと連載開始から15年も経ったのでした!自分でも驚きです!
毎号の4,800文字を掛けてみると...288,000文字!
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
ちなみに今回の表紙は編集長でシーカヤックガイドの野川さん.
連載依頼は一緒に房総で泊りカヤックツーリングしてる最中に切り出されて,1年くらいなら...と言って始めたはずなんですが...
最近では電子図書にもなっております,「カヤック乗りの海浜生物記 」はシーカヤッカー以外の海好き,特に海辺の生き物好きの方にも読んで頂きたい内容となっておりますので是非お気軽にアクセスしてみてください.
Kindle版最新号(amazon)
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26日
ポッドキャスト南房総海音日記に「2022年9月のカヤック日記」をアップしました.
今回はウミガメの孵化時期での調査,海浜植物の記録,自転車と南房総の時代による変化に関する内容となっています.
話の流れで昔話が多くなっています.
館山も随分変わりました.
どうぞよろしくお願いいたします.
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27日
すっかりミサゴの季節になり,頻繁に観察ができる季節になりました.
この日は2羽,昨日は3羽が一緒にいる場面に出逢えたりという状況です.
秋は特に複数個体が同時に見られ,個体同士の交流関係が観察できる季節のように感じます.
個体識別をベースにするとイルカの場合のように個体同士の関係が見えてきて面白そうです.
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写真:カヤックを追い越していった大きなボラの群れ.夕暮れには皆でジャンプ大会を開始します.













写真:カヤックを追い越していった大きなボラの群れ.
夕暮れには皆でジャンプ大会を開始します.

30日
「海岸マウンテンバイクツアーサンプル 221028 南房総某所」をYouTubeにアップしました.
ツアーのイメージとしての動画ですが,南房総の海岸線の美しさや静けさといった良さも感じて頂けるかと思います.
特定のルートをベースにしていますが,あくまでイメージサンプルと思って見てください.
参加者の状況や希望に合わせて毎回アレンジをしていますので,全く同じルートをとるという事はほとんどありません.
またこの動画では道中の植物の解説や休息といった停止した状態でのツアーイメージを省いていますので,そういう点では実際のツアーとイメージが少し違うとも言えます.
53分とかなり長いですが,お暇な時に是非観てみてください.


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31日
冬でも見られるウミネコに混じって大型カモメもちょこちょこ見られるようになってきました.
これから春にかけてはカモメ観察の季節です.
セグロカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,カモメ,ユリカモメという通常メンバーに加えて,ミツユビカモメ,ワシカモメ,シロカモメといったややレアメンバーも登場し始めます.
楽しみですね〜!
カモメなんてどれも一緒と思っている方も冬には少し気にしてみてみてください.
突然カモメの魅力に目覚めてしまうかも!?
投稿で載せたオオセグロカモメはカヤックから見上げても全然逃げない気の強い個体でした.
おかげで近くで撮れました.
当日のTwitter投稿

写真:南房総にはまだ昔ながらのデザインの漁船が見られます.













写真:南房総にはまだ昔ながらのデザインの漁船が見られます.

さてTwitterの引用は以上となりますが,先に書いたエスキモーロールについて更に少し書いておきたいと思います.
エスキモーロールっていうものが「カヤックが転覆してしまう恐ろしい状況」と密接に結びついてイメージされている場合が多いと思います.
もしくはエスキモーロールを知らなかった方の場合では「え!カヤックってこんなに簡単にひっくり返るの?!?!」とか「エスキモーロールできないとカヤックに乗れないの???」,「もしかしてカヤックツアーってこれを練習するだけなの…」とかいろいろな想像が広がるかもしれません.
むしろ,それについて不思議や疑問や興味が湧く方はカヤッカー向きといえるかもしれません.
それについて,「興味ないけどただプカプカしたいだけ」と思われた方はカヤッカー向きではないと言えます.
ただ「カヤッカー」向けで無いだけで.カヤックに乗って体験をするには,その差はあまりないとも言えるかもしれません.
「カヤッカー」というのはカヤックを所有していないとしても,それについて真剣に生活の中である程度の量でそれについて考えて暮らしている人と言っていいと思います.
「カヤッカー=カヤックを持ってる人」で無いのは確かだと私は考えています.
少なくとも住環境の狭い日本においてはカヤックを保管することが出来ないという事だけの為にカヤッカーになることを諦める必要はないという意味でもあります.
そのためにもツアーではレンタルカヤックが準備されていると言えますし,その存在理由があると思います.
カヤックを所有しているのならツアーに参加するのは多くても時々で良いはずです.
時々得たい技術が出て来たり,漕ぎたいけどひとりでは少し不安という場合に利用するといったくらいでしょうか.

写真:今月はやけに多く見られたセグロセキレイ.気が強く,ハクセキレイやカワセミにも攻撃してました.













写真:今月はやけに多く見られたセグロセキレイ.
気が強く,ハクセキレイやカワセミにも攻撃してました.

エスキモーロールについての話に戻ります.
エスキモーロールは先に書いたように転覆したカヤックを正常な状態に回復させるための技術でありながら,その役割はそれを行うカヤッカーの想像力次第でいくらでも広がっていきます.
エスキモーロールを単なる「起き上がるスキル」と捉えてしまえば,それはそこまでです.
しかしカヤックの教科書には大抵それについてしか書いていないでしょう.
それではエスキモーロールは転覆さえしなければ不要なスキルであるという結論になってしまうので,敢えて「シーカヤックでは夏の暑い日にカヤックに乗ったまま水を浴びたい時や,水中を眺めたい時に水中メガネを付けて逆さまになったり,カヤック(パドル)の扱いの幅を広げる練習としても活用したりできます.」と書いてみました.
エスキモーロールの練習は苦行だし,転覆すること自体が災難なのだと考えてシーカヤックを漕いでいたら,いつもそれに怯えて楽しめなくなります.
挙句,カヤックは転覆するというイメージを払拭したいがために,カヤックを正しく伝えるべき側でエスキモーロールというものの存在を無かったことにしてしまうという方向に流れていく可能性もあります.
それは「自転車をちゃんと操縦しないと転びますよ」という当たり前となっている話と対照的です.
そういう事をしているからマイナーなイメージが抜けなくなるのだと思います.
自転車は多くの人が日常的に使用している,本来かなり難しい乗り物です.
カヤックよりも自転車の方が絶対的に難しいです.
ただ子供の頃から乗っているし,みんなが普通に乗っているから簡単そうに見えるだけです.
2本の細いタイヤでバランスを取りながら様々な地形を走る事の本当の難しさをすっかり忘れた頃に自転車は転倒します.
私自身,先日単純なミスで転倒し脛を腫らせましたが,なんだか子供の頃が懐かしく思えて来たりしました.
子供の頃に初めて補助輪を外した時の事をかなり鮮明に覚えています.
それだけエキサイティングな経験だったという事でしょう.
転んで覚えるという事ほどエキサイティングな事は無いのかもしれません.
失敗が許されない社会に生きているとその感覚が不安になっていきますが,転んだ先に成功があるという体験を子供の頃には繰り返し経験して,それで成長したのだという事を忘れてしまうのかもしれません.

写真:富士山を背景にしたサーファー.サーフィンほど転倒するものは無いですから精神面が鍛えられるでしょうね.南房総は太平洋岸(外房)の波の海と東京湾岸(内房)の穏やかさが両方楽しめる点が素晴らしいです.













写真:富士山を背景にしたサーファー.サーフィンほど転倒するものは無いですから精神面が鍛えられるでしょうね.
南房総は太平洋岸(外房)の波の海と東京湾岸(内房)の穏やかさが両方楽しめる点が素晴らしいです.

そう考えると,もし大人になってから初めて自転車に乗ったとしたら,補助輪を付けて走るのは恥ずかしいかというと,そんな事は無く,多分凄くワクワクした気分で自転車に乗れたと思います.
ちょうどカヤックを初めて体験する時のようなものです.
その時に生じるワクワクの中に転ぶかもしれないというドキドキが含まれているという事を意識する人もいます.
それが大きくなりすぎてドキドキがワクワクを覆い隠してしまうような場合もあるかと思います.
それでも実際に海に出てみればワクワクが急速に戻って来るのが感じられると思います.
どこかであなたがカヤックツアーに参加される際に「カヤックがひっくり返ったらどうしたら良いのかな?」と心配になったらガイドやインストラクターにいろいろとどんどん質問をしてみましょう.
訊けば訊くほど不安になるかもしれませんし,なんだ心配ないなと思えるかもしれません.
それが大事です.
心配から目を逸らしていると,結局不安なままですし,その時の事はその時に考えればいいといったものでもありません.
出来る事,出来ない事は個人差があります.
最初からエスキモーロールで起き上がれる人は今までにひとりもいなかった筈です.
ではどうしたら良いのか?他にもいろいろな手段が先人の知恵により確立されています.
初心者の方のツアーであればガイドがある段階からは助けてくれますが状況はケースバイケースですし,経験の個人差もとても大きいですから,その時にどのような方法でレスキューするかについて単純な回答はできないはずです.
ただ,「これだけは自分でやってくださいね」という事はあります.
その「これだけは自分で」を自身が広げていきたい,そして自分で自分を助けられるようにしたいと考えられる人はシーカヤッカーに向いてますし,なれるはずです.
その延長にエスキモーロールがあります.

写真:葉脈がきれいなグンバイヒルガオの葉.















写真:葉脈がきれいなグンバイヒルガオの葉.

私にとってエスキモーロールはイルカを水中で観察する為のツールでした.
潮の流れの早い洲崎の海でイルカを観察していて,水中での観察を行うためにカヤックから降りるという選択は不可能でした.
カヤックと一体になったまま水中を見るのであればエスキモーロールとすぐに考えました.
幸いその直前まで友人といろいろなエスキモーロールの練習をしていて,水中での姿勢をお互い撮影してみようとした時にエスキモーロールでの撮影を試みていたのでした.
それを磨き上げて,イルカの観察に使えるようにしました.
自ら転覆した状態にして水中で観察し,フィルムカメラでの撮影を行い,その後再起するまでの行程を徐々に確立していきました.
そうしているうちにエスキモーロールは日常的な行為になっていき,失敗する事が無くなっていきました.
第一に潮の流れが速い洲崎でカヤックから一瞬でも分離したりするのはとても危険でしたから命が関わってると考えて行動すればある程度の事が出来るようになるという事でしょう.
アウトドアの重要なところはそこです.
スポーツではなかなか死にませんがアウトドアは適当にやれば簡単に死ねる自然相手の行為です.
そういう真剣さは本当は日常的に自転車を漕ぐ時にでも必要ですが,みんなすっかり忘れていて,そうなると交通事故に遭ってしまいます.
アウトドアでは命が関わっているという事をいつも当たり前に考えて行動するという癖がつきます.
それが結果的に日常の安全を引き寄せる事になります.
それは技術面や身体を鍛えるという事よりも精神面での心がけや自分で考える,状況観察から判断といった面での成長が起きるからだと考えています.
結果的に技術を磨く事に対する真剣さも生じるわけです.
とても練習したのに結果的にエスキモーロールが出来なかったとしても,それは他のパドリングや艇のコントロール,バランス感覚という点での進化が起きるはずですから無駄にはなりません.
むしろ,その事の方が重要だと思います.
「できるようになる事よりもやってみる事が大事」という考えで是非シーカヤックを体験してみてください.

写真:海辺ならどこにでもいるという印象のイソヒヨドリですが,鳴き声の収録はなかなか進まずポッドキャストでまだご紹介できずにいます...













写真:海辺ならどこにでもいるという印象のイソヒヨドリですが,鳴き声の収録はなかなか進まずポッドキャストでまだご紹介できずにいます...



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文章では書ききれなかった事なども録音時に思い付きで加えてあります.
その他に波音などの海辺の環境音,海に関わる人のお話しなどもご紹介しております.
是非お気軽にお試しください.
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