写真:ウミネコ.
カモメ類の翼はこうやって見ると,とても薄いんですね.
以下は今月のX(旧Twitter)投稿より引用し追記します.
投稿日が投稿内容の観察日ではない場合もあります.
1日
「新年あけましておめでとうございます.
青く清んだ凪の館山湾のように穏やかな年になりますように.」
と投稿していましたが,新年早々に大きな地震や事故が起きてしまいました.
今年も更に激動の時代となっていくのだと予感させる出来事でしたが,健康を維持する事を第一に,それぞれが出来る事を継続して行く事が世の中を良い方に向かわせると信じています.
シックスドーサルズとしてはレジャーベースの商業的活動が土台となっていますが,収益に全くならない地域の海辺の環境や生き物の記録を絶やさず,生き物の生息環境の保全に関する活動を今まで以上に強めていくつもりでいます.
特に今年は南房総市根本海岸の絶滅危惧種シロチドリの繁殖に関する出来事が少しでも良い方向に発展するように動いていくつもりです.
シロチドリのような生物多様性の一端を担う貴重な生き物を局地的な単位で地域で考え保全していく形が様々な地域,様々な種に対して広がれば結果的に地球規模での生物多様性に向けた進歩が得られるはずです.
「地球規模で考え、地域で行動する(Think globally, Act locally.)」という言葉がありますが,他者の視点で考える事も大切だと思います.
その他者はヒト以外の生き物です.
例えばシロチドリの視点で考えて行動したらそういう事は出来ないはずという事が多々行われています.
そういった事例を見つけ記録し,少しでも良い状況に帰ることが出来るよう通訳としてヒトに伝えるという事を生涯の仕事としてやっていきたいと思っています.
「他者の目で見て考え、自分の手と足で行動する(Think through eyes of others, act with own hands and feet.)」といった感覚でこれからもやっていきたいと思います.
またそれらを「結果的に人のためになるから」という事でしか進められない時代は日本でもそろそろ終わりにしたいと思います.
かと言って「生きもののために」という態度もこれまでの人が生物に行って来た事をを考えるとおかしなことと言えます.
今まで気にもせずに生き物の暮らしを邪魔していた私たち人間がやっと少しそれに気づき始めたところです.
数が減っていると判っている生き物が繁殖している場所を人が利用している事の問題を俯瞰して考えて,どうしたら生き物たちの貴重な棲家に人が立ち入ることを当たり前に遠慮するようにしていくにはどうしていくべきかという事を南房総で実際的に考えてやっていきたいと考えています.
それを人間が今,自ら始められなければ生き物たちの親である地球から人間だけが排除されることになるのだという感じがとても強く感じられる近年の自然環境になってきています.
地球が本気になれば,自然の猛威の中で生きものは耐え,ヒトだけが淘汰されるでしょう.
本年もどうぞよろしくお願いいたします.
当日の投稿
写真:某所グンバイヒルガオの記録も継続しています.
動物だけでなく植物の目,声もヒトに届けたいのです.
3日
大阪海洋研究所の石川様より毎年送って頂いております、鯨類のストランディングレコード(漂着記録)が今年も届きました.
情報収集に大してお役に立てていないのに,いつも本当に申し訳ないです.
今回2022年収集情報で千葉県では以下のように4頭の記録がありました.
コマッコウ 鴨川1
オガワコマッコウ 銚子1
スナメリ 旭市1 長生郡1
下記サイトからPDFがダウンロード出来ます.
海に興味のある方でしたら、お住まいの地域にどんなイルカ、クジラがどれくらいの数漂着しているのか知ってみるのは、いろいろと興味深いと思います.
それにしても北海道の漂着の多さには驚かされます.
ストランディングレコード(2022年収集)
当日の投稿
6日
昨日はハマナタマメの発芽を発見しました.
ところが記録を遡って座標と背景写真を確認したところ,ちょうど1カ月前に同地で発見した芽と同じと判りました.
ここは2021年秋に群落を発見して以来,記録して来たのですが2023年の初めに枯死消滅しました.
今までもこの辺りに埋まっている種子から幾度か発芽があったのですが,すぐに枯れていました.
今回のも12月に発芽しても早々に消滅してしまったと思っていたのですが,枯れ気味になりながらも1カ月もったという事になります.
この冬の異常さの記録のひとつとなりそうです.
当日の投稿
8日
2日前に出逢ったミサゴ2羽を撮影しました.
ミサゴは青い空が似合いますね.
今シーズンは個体識別調査のための探索と撮影をしていませんが,遭遇した時には出来るだけ記録しています.
溜まった記録を整理していかないといけないのですが...
当日の投稿
写真:単独で波打ち際を何やら忙しそうに動き回って採餌らしき行動を繰り返していた若いユリカモメ.
写真を見たらヒメスナホリムシらしき甲殻類を食べようとしていると見える場面が写ってました.
ユリカモメの脚を食べ物と認識して寄って来るヒメスナホリムシを採餌するのだったり?
9日
多分20年振りくらいで読んだ「イルカを追って〜野生イルカとの交流記」という本をご紹介しました.
著者はホラス・ドブス
([Horace Dobbs] Wikipedia)
でイルカに関する著作の多い方ですが,私はイルカに興味を持ち始めた時期にたまたま本屋で見つけたこの1冊しか読んでいません.
イルカを使ったセラピー等を始めた方でもあるそうです.
この本はドブス氏が野生のイルカと接するきっかけとなった時期の話が主題になっています.
舞台となったのはイギリスのマン島で,居着いて有名になったハンドウイルカと人々との交流の話です。
私がイルカやクジラに興味を持ち始めた時期にちょうど出版されて読んだ本で、1990年代初頭にイルカやクジラに対する欧米の人々の視点に大きな変化が起きていった事の根底にこういった本やテレビといったメディアの影響があって,そのうえで実際にこのような人たちとイルカとの環形が深くなる出来事も世界中で起きていたという背景を今読むと感じます.
あらためて読んでみると,私自身がイルカを館山で身近に観察する機会に感じた事と少し似ている印象を受けました.
イルカは動物の中でも接した時になんだか不思議な感じのする生き物だなあというのは未だにあるのですが,随分遠い昔からの話を含め長い年月に渡って度々こういった人との交流の記録があるという人間との関わりの形の独特さも興味深いです.
文中でイルカになりきってイルカの感じた事を著者が描写するところがあるのですが,自分がよく考える動物側からの視点を想像するというのは、この本で影響を受けていたのかもと今になって思いました。
擬人化ではなく、その生き物の生活の中で人のやった事がどんな風に見えるかを客観的に考えるのはとても大事と思います。
古本はとても安くなっていたので鯨類に興味のある方は試しに読んでみてください.
「イルカを追って〜野生イルカとの交流記」Amazon
当日の投稿
12日
この日は巣に設置していたセンサーカメラの画像を繋げて動画化していました.
投稿した画像は7/9のイベント2日目早朝の様子.
雛が1羽孵って,もう1羽の孵化を待っている状態の最初の部分です.
当時,猛烈な南西風が続いていたのでカメラを巣の風上に置いて風下側に巣が位置するようにしてレンズが飛砂で傷みにくいようにした結果,雛が風(砂)避けとしてカメラの陰に入ってくれる機会が多くなりました.
そのため.レンズの目の前にいる事が多くピントが合っていない場合がほとんどですが,愛らしい雛の姿や親子の画像が多く残せました.
ただ夜間には撮影時に光るLEDのライトが至近距離で当たっていて,雛の目に良くなかったんじゃないかと気がかりでした.
それにしても,よりによってあのイベントの真っ最中にステージ裏で産まれるなんて...
そして,こんな出来事があったとは参加者もイベント関係者も知らないのです.
産まれて間もない雛の耳にあの大音響が影響を与えないとは考えにくいのですが.
シロチドリは暗いうちからかなり動くという事も判りました.
こういった記録は貴重な資料になりますので,単に楽しみで見る為ではなく長くて一部退屈ではあるけれど全体を公開しています.
それぞれの方が,それぞれに感じられる事を考え突き詰めて頂けると幸いです.
当日の投稿
写真:またザトウクジラが漂着しました.
この冬は多め.
16日
昨日(2024/01/15)南房総市和田でザトウクジラが漂着した事を,同地の知り合いの方から連絡頂き確認してきました.
全長を測ったところ11mほどで,メスでした.
毎回そうなのですが,この時も即時発信していません.
クジラなどの漂着があった場合にSNSで即時発信しにくい理由を少し書いておきたいと思います.
今回はザトウクジラでしたザトウクジラにはオニフジツボという主にザトウクジラに限って付着している種類の外部付着生物がいます.
その他にも同じく蔓脚類のミミエボシなどもあり,更には漂着間もない場合にはクジラジラミという甲殻類も付着している場合があります.
これらは生物を調べている人にとって非常に貴重な資料となります.
たかがフジツボですが,生きているザトウクジラからそれを採取するのはほぼ無理で,現代では捕獲の行われていない鯨種ですから尚更で,しかし捕鯨が盛んだった時代にはあまり研究されていなかった対象でもあるようで,今それを調べる人が私の知っている人でも数人いらっしゃいます.
それらの人に付着生物が届くことが難しい理由の一つとして一般の採取者が先に現場で採取していってしまうという事があります.
これは一例ですが,イルカのようなサイズの場合は個体そのものから何かを欲しいと感じられる人もいる可能性があったり,状況は様々ですが,私が早くに発信したばかりに,そういった貴重な研究資料が持ち去られてしまう事になっては,せっかく研究の役に立ちたいと思って現場入りしている意味が無くなってしまうので発信には大変気を使います.
特に私が注意しなくても誰かがSNSでアップしたり,マスメディアが興味を持てばヘリコプターもすぐに飛んできますから,それ以降であれば同じことですが,そういったことが心配で即時発信はしていません.
一方で滅多にない自然の生き物の姿を多くの人が見た方が良いと感じる事もあり,そこはなかなか複雑ですが,いずれにしてもその現地で例えば路上駐車が増えたり,想像していたよりも多数の人が押し寄せた場合に近隣住民の方に迷惑となる事が起きる可能性も高まりますから,やはり状況を十分に考えてからでないと,という感じです.
しかしクジラの漂着はここのところ珍しくない出来事になって来て,今回の和田の漂着も,岩井でもそうでしたが人が見に来る数は随分減りました.
テレビや地元新聞での報道があってから,いくらかの人がやって来る程度で調査の際にも見物人というのはとても少なくなっています.
私がクジラの漂着に遭遇したのは布良でのマッコウクジラでしたが,一大事!と感じていた人は当時も少なく,一方で同じ海岸で撮影が行われていた人気ドラマのロケ現場には多数の人が集まって見物している状況でした.
写真:今回も幼いザトウクジラでした.
ヒゲクジラはいつも仰向けで漂着します.
悲しげな目.
付き添っていた母クジラはさぞ悲しかった事でしょう.
実は私も女房に連れられてそのロケ現場に来たのでしたが,芸能人の方はそっちのけでクジラの写真を撮りながら報告をどこにしようか?と焦っていました.
以前も書いたかもしれませんが,鴨川シーワールドに電話したところ死んでいるのは対応できないというような話で,結局帰ってから図鑑に住所が載っていた日本鯨類研究所に手紙を送ったという経緯でした.
当日は公衆電話を探すのも一苦労といった状況でしたが,今のようにインターネットがあったらどうだったろう?と思います.
もしかしたら夕方のニュースくらいにはなっていたのではないかと.
いずれにしてもクジラの漂着はそれほど皆さん興味がないというのが実際のようです.
しかしそれがマスメディアで話題になると急速に話題に上るという傾向が感じられて,それでしょっちゅう起きているクジラの漂着が時々,マスメディアで取り上げられた時だけ騒ぎになっていろいろな憶測が孵化されるというややこしい事になっているような感じがします.
それでいて,近年では生き物のパーツを趣味的に保有したいと思っている人も多くなっていて,別の需要は盛んになってきているという事のようです.
私は鯨類の漂着の場合では行ける時は出来るだけ早く現場に行って,撮影を主体とした記録を取りつつ国立科学博物館の先生とやり取りしながら,雌雄の確認やサイズ,状況を伝えて,現場に自治体の人がいれば予定なども訊いてみて調査の調整に少しでも役立つようにと動きます.
立場的に完全に素人のボランティアですから,できる事出来ない事で言えば出来ない事がほとんどですが,刻々と腐っていく大型生物の死骸が対象ですので,少しでも鮮度の良い状態での記録を行えるだけでも意味がある場合も多く,科博のメンバーが忙しく調査に来られない状況の場合には代理で最低限の資料を採取して郵送しています.
その際は科博の方から学術所持届などはしてもらって私は実作業をするだけですが,一般の採取者の方々による採取についてはお勧めできない旨お伝えするまでにとどめています.
いずれにしてもまだ分かっていない事の多い海の生き物のことですから,是非研究者に十分に調べてもらってどんな事が分って来るのかを楽しみにする方が,貴重な資料を自分の部屋に飾っておくよりも多くの人にとって有意義だと思います.
それにしても(普通)クジラにしかつかないフジツボがどんな暮らしをしているのか,非常に興味深いです.
※Xの文中に「テレビ局が取材していたので探したら以下が出てきました.」とありますが,動画は削除されていました.
当日の投稿
写真:調査の日.
18日
この日は和田に打ちあがったザトウクジラの調査に参加してきました.
国立科学博物館,日本鯨類研究所,千葉県立博物館,その他研究者の方々と私のようなボランティアを含む人による調査でした.
今回はクジラを引き上げる予定がまだ先なようで,波打ち際にあるままでの調査だったので,みんなビショビショになりながらの調査となりました.
暖かい日で良かったです,この辺りの水温がこの季節でこんなに暖かいのかあ〜と感じながら水に浸かっていましたが,ストランディングの調査でこのような状態での作業に胴長を用いるのは危険ですね.
私は靴まで付いていない漁師ガッパに長靴でしたので,長靴をダクトテープで防水していながらも水が入って来ていましたが衣類の水が重くて立ち上がれないというような事にはなりません.
しかし,胴長を着た状態で転倒して腰辺りの深さの中で波の揉まれれば溺死してしまう可能性があります.
古ドライスーツかウェットスーツが適していると感じました.
ウェットスーツの上に漁師がっぱ上下が最も良いと思います.
そしてブーツはダイビングやカヤックなどでつかうようなものですね.
調査で人が死んでは大変です.
それを想定していないと,まさかという事が起こりうると思います.
この日,尾ビレが波でずっとひらひらしている感じがなんとも寂しげでした.
これを見て「生きてる?!」って思う人も結構います.
水の動きをヒレが捉えると不自然なほど動きます.
それほど水を掴むのに適した形と撓り具合なのでしょう.
ですから打ちあがったクジラやウミガメを見て明らかに死んでいると一目でわかるような場合でも「死んでるんですか?」と訊かれることは結構多かったりします.
考えてみれば地上の動物は死後に硬直するのが普通ですから,死んでからむしろどんどん柔らかくなっていく水棲動物の死骸を見慣れていなければ,「柔らかい=生きている」と感じるのは自然なのかもしれません.
当日の投稿
写真:ザトウクジラが漂着した海岸ではシロチドリが単独で採餌をしていました.
この季節は群れている事が多いので意外でした.
右後ろにクジラ.
20日
和田に用事があったのでついでにまたザトウクジラを見てきました.
まだしばらく埋葬されずに浜に横たわっている予定のようで,沿岸の潮に流されてどんどん南に移動しています.
この日見たところクジラの岸側には小さな浜崖が出来ていて,つまり移動が一旦落ち着いているようでクジラが離岸堤や島みたいな役割をして島に繋がる砂州が出来つつあるようでした.
突然現れたちょっとした島みたいなもんってことですね.
クジラの向きも逆になっていて,先日の調査で記録をしにくかった右脇腹の大きな開口傷がよく観察できました.
この傷の原因は分かりませんでしたが,船舶との衝突での事故の可能性のあるケースもあるそうで気になります.
他には刃物の先で切ったような,サメのような生き物の歯が作ったのか分からない鋭利なものによる独特の傷もあって,いろいろ考えてしまいました.
今回は季節的にも臭いがほとんど感じられない事が幸いして自治体も埋葬にのんびりだったのかもしれません.
それに,そもそも捕鯨基地があってクジラを地場消費している和田浦ですから,そういった臭いには大らかだという事もあったかもしれませんね.
当日の投稿
21日
根本海岸で行われたイベントでステージ裏にあったシロチドリの巣でセンサーカメラで撮影した画像を動画化してYouTubeにアップしました.
このリンク(ぶら下げに)は6月26日に産卵された巣での7月9日イベント終了日のもので雛が前日夕方に孵化して,もう1羽が孵化するのを待っている段階の時のもの.
48分28秒と長いので2倍速でご覧ください.
是非,先に解説を読んで頂けるとありがたいです.
別に前日7/8と7/7の分もアップしてあるのでぶら下げにリンク加えておきます.
どれも非常に長いですが事実記録として貴重と考えています.
「230709根本シロチドリ0626巣(センサーカメラ画像)」
当日の投稿
21日
「230708根本シロチドリ0626巣(センサーカメラ画像)」
6/26から抱卵し続けた巣でよりによってイベント当日の夕方に雛が孵化します.
音声がありませんが,ステージのすぐ裏ですので,この日にこの巣で聞こえた音の量を想像してみてください.
雛と親鳥の生まれて間もない時期の音のコミュニケーションが十分にできていたのかと,音に敏感な彼らの耳に障害が起きなかったのかという事が気になっていますが検証の使用もありません.
当日の投稿
21日
「230707根本シロチドリ0626巣(センサーカメラ画像)」
イベントの準備日の様子です.
イベントが始まる前の方が人が近くで動くことが多く,車の出入りも多い状態でした.
親鳥の行動と人の動きの関係に注目してみてください.
当日の投稿
22日
この日,内房某所でハマヒルガオが咲きそうになっていたのでメモとして投稿しました.
1月開花は見た記憶にありません.
当日の投稿
23日
短報が出版されました!(受理は2023年11月30日)
「千葉県南部におけるスナハマハエトリの分布」藤田 健一郎・藤田 直子
Kenichiro Fujita and Naoko Fujita : Distribution of the Attulus hirokii from Southern Chiba Prefecture, Japan.
観音崎自然博物館研究報告
たたらはま
No. 27:19?20(2023)
著者にシックスドーサルズスタッフの藤田直子を加えてありますが,潮間帯での本種滞在を採取に発見したのは直子でした.
周辺を探したところ漂着物に複数見つかり,更にその後の調査で漂着物に集まるハエを餌としていると確認できました.
直子の得意なビーチコーミングが意外なところで役立つことになり著者に加えました.
自然度の高い砂浜海岸という限られた環境でしか生息していないスナハマハエトリの生息環境は南房総でもじわじわと萎んでいっていると感じていて、人のいろいろな活動が直に影響を与えています。
50年後100年後にスナハマハエトリがちゃんと暮らしている南房総の海岸であってほしいです.
今回もクモのことでいつもお世話になっているクモ研究者の馬場友希さんには今回も大変お世話になりました.
本当にありがとうございました.
当日の投稿
24日
南房総で連発しているクジラ漂着に関するニュース記事で4件の事が書いてあったのですが,同時期に勝浦のザトウクジラ漂着(※)もあったから5件ですね.
南房総がクジラの墓場と言われそう…まあ実際凄い数のクジラたちが埋まっているのですが.
『南房総にクジラ漂着の「謎」23年度は市に4頭目 15日には和田浦で 国立科学博物館「人為的影響あれば突き止めたい」』2024年1月24日 07時14分東京新聞WEB
※この時の。11月
当日の投稿
24日
国立科学博物館の
ストランディングマップ検索
で千葉県を見てみると東京湾側は特にby-caught(混獲)が結構あります。
人為的影響の中で汚染も気になるけれど混獲はもっとダイレクトにクジラの死に繋がるので、難しいとはいえなんとか解決してほしいと願っています.
当日の投稿
写真:この冬唯一冬らしかった日という記憶の日の根本海岸.
この日,根本で区の代表の方々と今年のキャンプ場の運営についてなどについてお話しさせていただきました.
進展がありそうです.
27日
昨日(1/26),22日に続きまたもハマヒルガオの開花を確認しました.
今回は外房某所,周辺には広い範囲でハマヒルガオが点々と群を形成していますが,この場所に限って3輪でした.
暖かい冬の記憶となりそうです.
当日の投稿
29日
10m/s以上の,多分写真の時のような突風は15m/sを超えていたと思う風の中で砂を浴びながら卵を抱いているシロチドリの親.
ひたすら忍耐...本当に大変そうです.
当日の気象庁データ 館山2023/7/8 14:10
気温28.5℃,平均9.4m/s南西,最大瞬間13.8m/s(南西風は館山より白浜の方がきついです)
しかもこういう気温だと砂の表面が50℃近くなったりします.
どうしてあの小さな身体でこんな無茶な環境での抱卵が続けられるのか本当に驚きます.
冬にこの写真を見ても実感が湧きにくいですが,ほんの数十分観察してる人間の方が熱中症でやられちゃいそうなレベルの暑さなのです.
当日の投稿
29日
「kayak海を旅する本」Vol.83出ました!
6DORSALS藤田連載のカヤック乗りの海浜生物記はザトウクジラ編です.
岩井のザトウクジラを見に行った日に原稿依頼が入ったので,過去の事例も含め書いてみました.
脱稿した直後に和田浦のザトウクジラが漂着するという状況でした.
シーカヤッカー向けの雑誌ですが,電子図書で気軽にお読み頂けますのでクジラや生き物に興味のある方にも是非お読み頂ければ幸いです.
どうぞよろしくお願いいたします.
amazon Kindle版
Fujisan
当日の投稿
31日
2024年,庭(館山湾岸近く)の初アマガエルは本日1月31日となりました.
昨年は2月21日でした.
当日の投稿
写真:1月に花を咲かせたハマヒルガオ.
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