この日、根本海岸でカヤックを出そうと海岸に行くと珍しく幾つかの青い貝殻が漂着していましたので1時間くらい歩きながら近辺をじっくり探してみました。 この青紫の美しい小さな貝殻は非常に割れやすく、家にもって帰る間にも少しづつ欠けてしまうほどでした。 その帰りに貝のことは何でも知っている千倉町の「つのや」の大里さんに見てもらいに行きました。 この貝は泡を出す事によって浮力を得て水面を漂流しながら生活し、同じく水面を漂流しながら暮らすカツオノエボシやギンカクラゲを食べているそうです。 人間には恐ろしいカツオノエボシもこんなにかわいい貝に食べられてしまうとは意外です。 写真の中に数個ある特に小さくて色が濃く天辺が尖り気味のものはヒメルリガイだそうです。

2002年9月6日

11月17日に館山湾で複数採取し、それ以降数日海岸を探すと白浜町と館山市の南に面した大抵の海岸に打ちあがっていました。
16日に吹いた季節外れの強い南風に流されたようです。
比較的大きいものが多く、中には殻高40mmちかいものもありました。ほとんどはルリガイと思われましたが中にはアサガオガイとヒメルリガイも含まれていました。 この数日で数百という数が集まりました、こんなに集めてどうすんの?という声が聞こえてきそうです。
軟体部や特有の泡もしっかり残っているものが多く、大里さんによると泡の下の赤っぽいものは卵だそうです。(下から二番目の写真)

2003年11月17日
2003年11月18日
2003年11月18日


戻  る