ハナゴンドウ

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このハナゴンドウは南房総のローカル新聞「房日新聞」にて99年11月11日付で報道されたことで初めて情報を得ました。
私の家から1kmほどの近所の漁港、築港での出来事でした。
新聞ではイルカとしか書いていなかったのですが行ってみるとそれはハナゴンドウでした。
サイズと背中全体が白っぽく見えるほど多くの引っかき傷があることでまず間違いないと思いました。
迷い込みだろうと思って皆心配していましたが、港内でジャンプはするし落ち着いて泳いでいる姿を見て不思議に思いました。
この港は複雑な形をしていたので誘導して外に出す必要があるのではないかと思いましたが、毎日のように釣にきているという地元の人の話では自由に出入りしているということでした。
心配しながら港に通って見に行っていましたが、ある日から港内で見られなくなりました。その後、館山湾沖合いで漁師さんが確認したという話も聞く事が出来、安心しました。
なんだか不思議な出来事でした。



99年11月12日 築港に入ってきたハナゴンドウ一頭



港の奥まで入ってきたりするが見た感じはとても落ち着いていた。これはカヤックで観察に行ったときの写真。



カヤックに興味を持ったのか、時々寄ってきた。ハンドウイルカより大きく長い背ビレと傷の多い背中が特徴的だった。。



99年11月13日 まだ港内にいたが、のんびりしている。地元の釣人に聞いたところ、このハナゴンドウは港内を自由に出入りしていたらしい。その後、16日位までいたという。


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