アカウミガメの上陸(産卵)

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02'7/7 根本海岸。3:59 発見時の様子、産卵の真っ最中でした。
そっと後ろから甲羅を測らせてもらうと約81cmでした。
彼女の特徴は甲羅中央やや左に1個だけあるカメフジツボ。
海藻が多く付着していて甲羅を緑色に見せています。

産卵中の顔は砂まみれ。
有名な産卵の時に流す涙は砂や乾燥から目を護るためと言われています。

4:05 巣を埋め始める。


かなり激しく前後のヒレを使い巣を埋めながら前進していきます。
時々辛そうに大きく息をついていました。

4:46 巣を埋め終えて海に向かって歩き始めました。
早起きのサーファーたちが見守ってくれています。


周りはこんな風景。
すぐそばに道路と家が数件あり、街灯も多い普通の日本の海岸風景の中です。

波が迎えに来るように母ガメを包み、やっと重力から開放されました。
磯波はたいした問題にはならないようです。


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